多国籍国家のマレーシア。各宗教のお祭りのたびにあちらこちらで上がる花火、爆竹。どうみても危険な住宅地のど真ん中で個人が勝手にあげているとみられる打ち上げ花火や爆竹ですが、あれって違法だって知ってますか?
マレーシア国家警察は6月下旬にバクチクの取り締まりを強化すると発表しました。背景としては爆竹が原因でけがをする事故が相次いでいること、また近隣諸国からの密輸が増加しているため厳しい措置をすることになったそうです。税関局では過去二ヶ月で11トンもの爆竹花火類の密輸品を押収されているそうです。
現在のマレーシアの法律では爆竹を使用、所持した場合、禁錮7年または最高RM10000の罰金刑、またはその両方が課せられるとされています。
壁や床に投げて遊ぶポップポップ花火や特定の花火は認可されてますがそれ以外の爆竹類は全て違法。持っているだけでも逮捕の対象となりますので注意が必要です。地元の人をまねして爆竹を買おうなんて思わないで下さいね。
チャイニーズニューイヤー、ハリラヤ、ディパバリ、ニューイヤーと年に何度も訪れる各宗教のイベント。お祭り時には当たり前のように花火や爆竹の音があちらこちらで聞こえてきますし、ペナンではあたり前のように花火も爆竹も販売されていますが、違法であるということを知っておきましょうね。