マレーシア・ペナン|海外移住情報

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少し心配なペナンの救急車の話し

今日は海外移住をしようと思っている皆さんが気になる病院、病気関係のお話し。

写真はペナンの救急車です。
外観は普通のバンに色つけて回転灯を設置しただけみたいな簡素なものです。車体自体の年数も結構古そうなのでメンテナンスがきちんとされてるかも心配です。いざ緊急で呼んでもこれだとスピードでそうにありませんし、逆にスピード出されると色んな意味で怖いかも。タイヤの目あるかな?交換してるかな?とか間近で見ればみるほど色々心配になります。

そしてこれ、よーく見て下さい。この救急車はローガンライと病院の名前と電話番号が書かれています。ローガンライの救急車なんですね。
日本では救急車の出動、管理は消防署が運営していますがマレーシアでは病院が所有しています。
※余談ですがマレーシアの国民用の救急車も別でありますが、外国人が使う機会はないので割愛します。

ですから、もしもの時があった場合にかける電話番号は病院の24時間受付番号になります。
いざって時にそんな長い電話番号は動揺して押せないと思いますので、ご自分の携帯に登録しておいた方がいいですね。特にMM2Hで住んでる年配の方なんかはメモではすぐ対応できないと思いますから番号登録を忘れずに。

ペナンの街を車で走ってて何度もこの救急車を見かけたのですが、正直日本のように皆さんさっと救急車を優先しません。渋滞中の時なんかは身動きとれなくなっている救急車を何度も見ています。読んでから時間がかかるということですね。

そしてこの状況を予想して、救急車の前後には一台のバイクが走っていることがあります。このバイク多分患者の身内とかなのだと思いますが、そのバイクの人が何をしているのかというと救急車がスムーズに通れるように先導してるんです。サイレン鳴らしてても動かない車がいるとそこへ行きどけどけと指示を出しているのを見たことがあります。そこまでされたら運転手もなんとか道を譲ろうと思いますよね。

これを聞くとペナンの人が不親切に聞こえるかも知れませんが、そういうわけではないと思います。
救急車を譲る為の余裕が道路にないということだろうなと。救急車を優先させたい気持ちはもちろんあるのですが、日本みたいに道幅がしっかりとられている所ばかりではないので譲りたくても動きがとれないということなんです。
だからこのバイクの人は一生懸命渋滞の先まで行って一台ずつ前に動かして少しでも早く救急車が病院にいけるよう動いているんですね。

こんな状況を何度も見ていますので、自分にもし何かあった時はどうしようかなと考えてしまいます。誰か運転できる人が一緒にいればその人に病院に連れて行ったもらうことを望みますし、いなければ諦めるか?
海外に住んだ時点で延命処置は日本ほどのことはできないだろうということを覚悟して過ごしたほうがいいのかもしれません。

皆さんの参考になればと書いてます。
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