イギリス系人材調査会社ECAインターナショナルが外国人駐在員の生活費に関する調査結果が発表しました。本調査は2016年3月1日時点で行われ、世界450都市を対象に家賃、光熱費、乗用車購入、教育費を除く生活費を調査集計したものです。なかなかおもしろそうなランキングでしたのでご紹介しますね。
1位:コンゴ民主共和国
2位:スイス、チューリッヒ
3位:スイス、ジュネーブ
4位:スイス、バーゼル
5位:スイス、ベルン
アジアで最も高ランクだったのは予想通り東京で世界ランク7位にランクインしました。とっくに抜かれていると思っていたシンガポールは18位。お隣インドネシアのジャカルタは156位でした。では、マレーシアはというと197位。クアラルンプールの生活費が集計に使われていますのでペナンはもう少し下。世界450都市中、ペナンの生活費はほぼ真ん中あたりなのだろうと予測されます。
それにしても上位4つを占めるスイスにはビックリ。スイスというと自然一杯のアルプス山脈のイメージしかありませんでしたが、実際はそんなにも生活費が高い国だったのかと驚きの調査結果でした。
この調査のポイントは生活費だけを集計したというところです。東京が7位にランクインしていますが、日本は生活費だけでなく家賃、光熱費、教育費も高額です。日本人が馬車馬のように働かなくてはいけない理由が少しわかった調査結果でした。