マレー鉄道(KTMB)はハリラヤ明けにマレーシア東海岸行きの観光列車のテスト運行を開始すると発表しました。
観光列車は「イースタン・ホリデー・トレイン」と名付けられ、クアラルンプールからクランタン州トゥンパットまでの大人片道RM87から(往復RM132)。
マレーシアでは国旅行にはエアアジアが安く利用できることから列車旅行の人気はイマイチ。本数も少なく不便な点からあまり利用を聞くことも少ないです。
飛行機と並び高速バスは人気があり、クアラルンプールからコタバルまでRM45と低料金で行けるということで利用者も多いです。
観光列車と比較した場合、所要時間がバスは8時間、一方観光列車は15時間と倍近く時間がかかることからせっかちなマレー人に受け入れられるか課題は大きい。時間も料金も倍となるとどこに魅力を感じるかがポイントとなると予想されます。
観光列車では軽食が2食用意される他、鉄道関連の記念品なども用意されるが日本人ほど記念品への執着はなさそうなどで効果がでるか否か?マレーシアの鉄道業界が盛り上がるか否か、付加価値の付け方感じ方がポイントとなりそうです。
筆者的にはペナンから東海岸へ列車があるならばぜひ乗りたいと思うのですがそれはまだまだ先の話しとなりそうです。