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マレーシアの国王制度

1月24日行われた統治者会議で、第16第マレーシア国王にトゥンク・アブドゥラ・パハン州州王が推挙されました。31日に宣誓式が行われ国王の座に就くことになります。

 

マレーシアって国王居たんだと知った人もいるかもしれません。ここでマレーシアの国王制度について解説したいと思います。

マレーシアの国王制度は、全13の州のうちスルタンが存在する9の州から基本持ち回り制で選ばれています。規定の順番があり王の座は持ち回りという訳、一度に王と呼ばれる人は一人ですが存在としてはひとつの国に何人も王になる人がいるわけで他の国の国王制度と比べてもとっても変わっていることがわかります。

 

任期は5年で順番に回ってくる国王の座ですが、今年は前国王が任期途中で退任を表明したため異例のことでした。通常の順序によれば、パハン州王→ジョホール州王→ペラ州王となっていたのでパハン州王であるアフマド・シャー氏が就くところでしたが高齢で健康不良を訴えていたことから息子であるアブドゥラ氏が急遽州王を継ぐことになりました。

マレーシアの国王の写真は郵便局に行くと壁に飾ってあるので在住者は結構見たことがあるかもしれません。州王交代後には郵便局に新しい王の写真が飾られるでしょうから見てみるといいですね。

 

皆さんの参考になればと書いてます。
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