外国人労働者ビザについて新しいニュースが入ってきました!
マレーシア、連邦政府はカテゴリー1の月収RM10000以上の人のみを残してカテゴリー2、3については廃止する方向で検討しているとのこと。
これによりかなりの人がマレーシアには滞在できなくなりそう。
最近はMM2Hが突然受付けを停止したり、学生ビザ保護者ビザについてもハードルが高くなっているのでこのニュースも突然ビザ廃止ということになる可能性はかなり高いです。
マレーシアの雇用ビザについてまとめ
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マレーシアの雇用ビザはカテゴリーが3つある
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カテゴリー1
月収RM10000以上
カテゴリー2
月収RM5000-RM9999
カテゴリー3
月収RM3000-RM4999
RM10000というと日本円で¥271,815(2019.3.9現在)
マレーシアで外国人雇用ビザを得て働いている外国人で月収が1万リンギ以上もらえている人は大手日系企業の駐在員ぐらい。
日本の企業から駐在員としてマレーシアに滞在している人のほとんどはカテゴリー1なので全く問題ない今回の知らせですが、現地採用でマレーシアに住んでいる日本人は日本並みの給料はもらえていません。
ほとんどの現地採用者が月収RM5000ほどしかなく、日本円¥135,907ぐらいしかもらっていません。
その人達の月収が今回の措置により一気にRM10000にあがるとは到底思えません。大きな企業だったら可能性はなくはないでしょうが、小さな会社ははっきり言って無理でしょうね。
マレーシアの現地の人達の月収はRM1000、会社勤めで多くもらっている人でもRM2000ほどなんです。
そんな人たちをさしおいて、日本語が話せる日本人というだけでRM10000リンギも払えるわけがないんです。
特別な能力がある人しかビザを出さないというのは先進国では当たり前のこと。
いままでマレーシアのビザは全てにおいて緩かったものが、ここ最近一気に厳しくなっています。
発展途上国では能力がなくても日本人というだけで働ける場所がたくさんありますが、もうマレーシアは発展途上国ではなく先進国になりつつあるのかもしれません。
今回の流れは日本人であるというだけで通用していると思われていたことがもうそれだけでは通用しないんだといういい例なんじゃないかと思います。
子供達が大人になる頃にはもっと厳しくなっているでしょうね。
海外で日本のものみたいに売られているお菓子や食べ物をみたことありませんか?日本ってついてるだけで売れててこんなの日本じゃないと思ったことありますよね。日本人っていうブランドだけじゃもう通用しないということです。日本語と英語ができるだけじゃ仕事はありません。それプラスのスキルがとても重要だということを再確認したニュースでした。
皆さんの参考になればと書いてます。
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